行松陽介、それは刺激を求める関西アングラシーンで久々に出てきた異端児である。
ほとんどのものは彼のDJプレーを観ていくうちに行松に自分自身を投影してしまう。
全盛期のデリック・メイを彷彿とさせる、音と完全に同化した無意識の行松の身体表現が体験した者の気持ちを同時に燃焼させるのである。
今回のNODEは凄いよ!これぞ生身の人間の生々しいLIVE=表現 !
ロイ・エアーズ、シルヴァー・アップルズ、サン・エレクトリックに続き、高○正義、RCサ○セション、桑○正博、TMネット○ーク、ザ・ブルー○ーツ、フラワー・○ラベリン・バンド、シ○ン、そしてタージ・マハルで終わる。
巷の雑音といっしょに誰もが一度は耳にしたことのある昭和歌謡、歌声がノスタルジックではなく、行松の手によって今またシャウトし怒っているんです!あなたは感じ取れることが出来るか?
裏ジャケには行松本人による選曲が上書きされた震災後の荒涼とした「道」の写真が提出された。
震災なのに人災のように感じるこの胸の重さとは何なのか?このかつてない心的ショックを利用し、トップの判断ミスによる完全なる人災である放射能汚染までも全国民で分かち合えとは戦犯並の重罪である。そして現在、この取り返しのつかないものを背負い込んで生きて行かなければならない我々。
"頑張れニッポン!"?何をさらに頑張る?働かせるのか。皆それぞれ頑張って生きている。大きなお世話である。税金払ってる我々がお上やメディアに言われる筋合いはない。
ここに収録されてる音は過去から現在、未来にも何等変わらず記録物として発信し続けていることでしょう。音楽はいいね!人間は50年も経てば風化し、世代も変り、また同じ過ちを繰り返すのに。